バイトしながらいわて旅|ワーク&ステイ PROGRAM

実施レポート

[2024夏]株式会社海楽荘(大船渡温泉)

れなさん

心温まるおもてなしと自然の美しさに癒された2週間

れなさん

れなさん

滞在期間 2024/9/9~2024/9/22

「岩手」という地域のワーホリに応募しようと思ったきっかけは?
また、「大船渡温泉」を選んだ理由は?

今まで何度か岩手を訪れる機会がありました。その経験を通じて「もっと岩手を知りたい」と思うようになり、大船渡温泉でのワーキングホリデーに応募しました。観光業や宿泊業に興味があったことも理由の一つです。
また、大船渡温泉のホームページで見た美しい自然の写真に惹かれ、現地でその景色を実際に見てみたいという気持ちが強まり応募に至りました。

~れなさんのバイトしながらいわて旅~

大船渡温泉での2週間は、想像以上に充実したものでした。配膳や接客という仕事を通じて、観光業やサービス業の現場で必要なスキルや心構えを学ぶことができましたし、大船渡の地域の魅力を肌で感じることができました。
また、岩手の自然や人々の温かさにも触れることができたことで、これまで以上にこの地域に対する愛着が湧きました。
ワーキングホリデーを通じて、仕事だけでなく、自分自身も成長できたと感じています。
大船渡温泉の皆様、本当にありがとうございました!

受入先でのお仕事はいかがでしたか?

配膳の仕事は、料理を運ぶシンプルな作業のように思えましたが、実際に経験してみると、そこには思った以上に気配りや工夫が必要でした。お客様のもとに料理を運ぶたびに、喜んでいる表情や、驚きの声を聞くと、その瞬間に自分の役割の大切さを感じました。
特に、季節の食材を使った料理や地元の特産品を提供した際には、「これは何ですか?」「この食材はどこで採れるんですか?」といったお客様からの質問や反応があり、そのやりとりを通じて、料理そのものだけでなく、地域の魅力も一緒に届けられていることを実感しました。最初は緊張もありましたが、次第にお客様と会話することが楽しくなり、コミュニケーションを通じて少しずつ距離が縮まっていくのを感じました。

一方で、長年この仕事に携わっているスタッフの方々から多くのことを学びました。料理を出すタイミングやお客様との会話の仕方、さりげない気配りが、ただの接客にとどまらず、お客様が安心して過ごせる雰囲気作りにつながっていることに気づかされました。お客様がリラックスし、食事を楽しんでいる様子を見ていると、スタッフ全体で作り上げる仕事の奥深さを実感しました。

お休みはどのように過ごしましたか?

3日間あった休日では、陸前高田や釜石など多くの場所を訪れることができ、満足いく時間を過ごすことができました。道中の山や海など自然の美しさに触れながら、移動時間自体も楽しむことができました。

特に、印象に残っているのが「滝観洞」です。ひんやりとした空気が広がり、暗闇の中を進む探検感が非常に楽しく、非日常的なワクワク感を味わうことができました。奥にある滝は、まさに圧巻の光景で、自然の力強さと美しさに圧倒されました。

2024/09/12

となり町、陸前高田へ

道の駅高田松原、東日本津波伝承館「いわてTSUNAMIメモリアル」をはじめ、陸前高田市内の散策に出かけました。
発酵パークCAMOCYも、わたしの好きなスポットです。
CAMOCYにある「やぎさわ食堂」で、おひつ飯を食べました!

2024/09/20

ワーホリ参加者との交流会に参加しました!

この日は、ワーホリ参加者との交流会がありました。
最初に訪れた大船渡魚市場では、タブレットで競りが行われていることに驚きました。港にはウミネコがたくさんいて、とても可愛かったです。

次に、三陸ブルーラインプロジェクトを見学し、運営の方からお話を伺いました。最初は堤防にタイルを貼ることが許可されなかったそうですが、運営の方々の尽力でプロジェクトが実現したとのこと。震災の記憶を若い世代に伝える取り組みの重要性を強く感じました。

その後、三鉄に乗って三陸駅へ。かいけつゾロリ号に乗ることができました!三陸駅では「潮目」という震災伝承施設を訪れ、屋上には被災した小学校の非常階段があり、実際に登ることができました。施設内には訪れた人々の写真やメッセージが飾られていて、多くの人の想いを感じました。近くの公園には「ど根性ポプラ」があり、津波に耐えて成長し続ける姿に勇気をもらいました。
続いて訪れた株式会社リアスターファームを訪問し、栽培しているイチゴをいただきました。甘酸っぱく瑞々しくて美味しかったです。9月から星苺Cafeがリニューアルオープンしたとのことで、また行きたいです!

次は国立公園の碁石海岸へ。最初に見た穴通磯は迫力があり、岩肌に刻まれた地層が1億年以上前のものであると聞き、自然の壮大さに圧倒されました。目の前に広がる美しい景色は、日常生活ではなかなか味わえないスケール感でした。
その後、食事処「岬」で新鮮なお魚がたっぷり乗った海鮮丼をいただきました。ボリューム満点で、お店の方の温かいおもてなしが印象的でした。最後はお見送りまでしていただき、とても嬉しかったです。

キャッセン大船渡では、防災学習ゲーム「あの日」を体験しました。震災を経験した人々の話や、「この状況ならどうする?」という問いを通じて、災害時には迅速な決断が必要だと改めて感じ、日頃からの防災意識の大切さを学びました。

最後に、大船渡温泉の支配人や他の参加者と「ノイ・マーレ」で夕食をいただきました。
他のワーホリ参加者と一緒に過ごす中で、色々な話を聞くことができ、年齢やバックグラウンドの違いを超えて交流できたことがとても良かったです。さらに、他のワーホリで頑張っている仲間の存在を知り、とても心強く感じました。「明日からも頑張ろう!」と元気をもらった充実した1日でした。



勤務初日には、豪華客船「飛鳥Ⅱ」を見られました。



大船渡温泉に設置されている足湯「復興の湯」は、わたしの好きなスポットです。

~ワーホリ滞在中の思い出~

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