バイトしながらいわて旅｜ワーク&ステイ PROGRAM

現在仙台市内の大学に通っていて、地元岩手を離れて暮らしています。
就職先を決める際、岩手に戻ろうかどうか悩んでいたところこのワーホリのプログラムを見つけ、自分が過ごしてきた町とは違う町で数日過ごしてみたら何かが変わるかもしれないと思い、応募しました。
また、以前からカフェで働くことに興味があり、他のプログラムとも迷いましたが、ネビラキカフェでバイトをしてみたいという気持ちが強くなり、今回の受け入れ先に決めました。

約10日間西和賀に滞在しました。10日間はあっという間だと思っていましたが、その場所に仮住まいをするとなると長く感じました。ワーホリ期間中に滞在した、ゲストハウスてくてくのオーナーさんやネビラキカフェのオーナーご家族と一緒にご飯を食べる機会もあり、このような形で誰かと関わることが初めてだったので新鮮な気持ちでした。
バイトしながらいわて旅（いわてふるさとワーキングホリデー）とは別の受け入れ窓口から来ていた学生さんや、てくてくに滞在していた方ともお話をする機会があり、面白い出会いができました。3日もするとてくてくでの生活にも慣れて、キャリ―ケースとリュックひとつでも、充実した生活を送ることができていたなと感じるため、普段の生活に飽きてきたら、この10日間のことを思い出していこうと思います。
これからの進路について迷っていたこともあり、出会った方々に相談してみると、それぞれ違う生き方をしてここまで来ているということが分かって、みなさんが口を揃えて教えてくださったのは「自分の感覚を信じること」でした。自分の感覚のまま、進んでいったらいいよとみなさんが伝えてくださったので、それを信じてこれから過ごしていきたいと思います。

念願のカフェでのバイトはとても楽しく、勤務時間があっという間でした。レジ、ドリンク・フード作り、提供、片付け、掃除等、基本的な業務を全般的に行いました。
特に印象に残っているのは、ケーキの仕込みです。チーズケーキ2種類とガトーショコラを仕込みました。大きなボウルで作るということは普段経験することはできないため、楽しかったです。
フードの中でもパスタを多く作りました。休日お客様が沢山いらっしゃったときには、10食程連続で作ることもあり、楽しいばかりでなく大変な作業もありました。
ケーキの仕込みをした次の日には、ケーキカットも体験させていただきました。均等に切り分ける作業は思っていたより難しく、商品として提供するため、丁寧に作業するように心掛けました。