山あり谷ありの25日間 !
充実した岩手ワーキングホリデー
Nさん
滞在期間 2024/9/3~2024/9/27
「岩手」という地域のワーホリに応募しようと思ったきっかけは?
また、「湯守ホテル大観」を選んだ理由は?
コロナ禍の入学だったことで、部活動など、学業以外で全力で取り組んだ経験が少なかったことから、10月から大学を休学し、休学期間中に様々なことにチャレンジしたいと考えました。そこでふるさとワーキングホリデーの存在を知りました。ふるさとワーキングホリデーの全体説明会で、岩手県の「バイトしながらいわて旅」を知り、体験できるプログラムの内容に魅力を感じ、応募を決意しました。
さらに、地元の宿泊施設で約1年半アルバイトをしていた経験から、宿泊業に関わる仕事に挑戦してみたいと思い、湯守ホテル大観を選びました。また、滞在費用も抑えながら住み込みで働ける点も、大きな決め手となりました。
~Nさんのバイトしながらいわて旅~
岩手でのワーキングホリデーを通じて、私は大観のスタッフの方や他のワーホリ参加者との交流を深め、自己成長を図ることを目指しました。人と話すことが苦手な私ですが、自信を持てればその苦手意識も克服できると信じて、積極的に話しかけることを心掛けました。
この経験を通じて、人との関わりが好きだという新たな気づきを得ることができました。岩手の観光情報を集め、調べるうちに知識が増え、地元の方々との会話でも共通の話題を持てるようになりました。この下調べのおかげで、地元の方との交流を楽しむことができ、より充実した時間を過ごすことができました。
また、岩手の魅力を知ることができ、特に地元とは違った自然の豊かさに心を打たれました。美しい風景や清らかな空気に触れ、心が癒される瞬間がたくさんありました。さらに、温かく優しい岩手の人たちと一緒に仕事ができたのは、私にとって非常に大切な経験となりました。
受入先でのお仕事はいかがでしたか?
大観では、清掃係とレストラン係のお仕事を体験させていただきました。
◆清掃係
清掃係での仕事内容は多岐にわたり、チェックアウト後の布団やシーツの剥がし、使用済みタオルや浴衣の仕分け、ベッドメイキング、次のチェックイン準備などがありました。特に印象に残っているのは、2人1組でのベッドメイキングのスピード感で、これを見て自分も早く同じようにできるようになりたいという目標を持つことができました。金曜日と土曜日は特に忙しく、宿泊客が多い中での清掃業務は大変でしたが、このような経験を通じて、清掃業務の裏方の大切さや、チームワークの重要性を深く理解することができました。
◆レストラン係
レストラン係での仕事では、バイキング会場の設営や掃除、皿洗い、受付などを担当し、特にお客様との直接のやり取りに緊張しながらも、少しずつ慣れていきました。たくさんのお客様が宿泊された3連休は、疲れ果てるほど動き回ることもありましたが、お客様からの「ごちそうさま」という言葉がやりがいにつながりました。
最も印象に残ったエピソードは、おもてなしの精神を学んだことです。
大観のスタッフさんが、子ども用の椅子や高齢者向けのカート、浴衣のゴムなど、お客様の細かなニーズに応じた配慮をしていたことが感銘を受けた点です。最終日には余裕を持って業務に取り組みながらお客様を積極的にサポートすることができました。この経験から、状況を観察し、臨機応変に対応する大切さを学んだことが大きな収穫です。
休日には岩手県内の観光も楽しみました!
◆観光
・滝観洞
ヘルメットと長靴を装備して、涼しい洞窟内をどんどん進むと、何億年もの地層や古代生物の化石、洞窟内の観音像、特に最終地点で見た滝は迫力満点でした。
・小岩井農場
大きな岩手山と広々とした緑の中、のんびりしている動物たちに癒されました。
・浄土ヶ浜
青い海と白い岩肌のコントラストに感動し、さっぱ船で青の洞窟を巡りました。太陽の光が差し込んで、海が青く輝く景色は本当に美しくて心が癒されました。
・盛岡の街並み
盛岡城跡の歴史や、和初期のレトロ建築、明治時代に建てられた、赤レンガの建物(岩手銀行赤レンガ館)などを見て、盛岡の文化や歴史に触れることができました。
◆食・グルメ
\ わたしの好きな岩手グルメです! /
・「やまなか家」での焼肉と冷麺
・「大同苑」の冷麺と焼肉セット
・「白龍本店」のじゃじゃ麺
・「マルカンビル大食堂」のオムライス
・小岩井農場のソフトクリーム
・「喫茶パァク」のアルペン物語
・「喫茶きょうらく」のプリンのミニパフェ
2024/9/3
岩手に初上陸!地元から約4時間半かけて盛岡駅に到着し、期待と不安が入り混じる中、事務局にてスタッフの方々と顔合わせを行いました。ずっとメールでやり取りしていた担当のKさんにお会いできて、本当に嬉しかったです。また、今回一緒に大観で働く、R.Yさんとも初めてお会いしました。緊張しましたが、R.Yさんが気さくに話しかけてくれたので、すぐに打ち解けることができました。
顔合わせ後は、いよいよ大観へ。シャトルバスから見えた美しい湖の景色に感動しつつ、大観に到着すると、担当のSさんが温かく迎えてくれました。夕食はバイキング形式で、この日はご厚意でお客様として利用させていただきました。お料理の種類が豊富で、特に釜飯が絶品でした!普段食べることが大好きなのに、緊張のせいかあまり食べられなかったのが少し残念でしたが、明日はしっかり働いてお腹を空かせて、もっと楽しみたいと思います!
ちなみに、盛岡市内を移動する際に利用した「でんでんむし」という循環バスは、どこでも130円で乗れる便利な交通手段で、観光にも最適だと感じました。
2024/9/4
今日はついに清掃係としての勤務初日でした!お借りした旅館のエプロンと名札を身につけると、一気に気が引き締まり、スタッフの一員として頑張ろうと意気込みました。初日は担当のMさんに指導していただき、汗をかくほど動きました。
仕事内容としては、チェックアウト後の部屋の布団やシーツを剥がし、使用済みのタオルや浴衣を仕分けること、ベッドメイキングや布団敷き、次のチェックイン準備などがありました。特に2人1組で行うベッドメイキングのスピードに感動し、私も早く同じようにできるようになりたいと目標ができました。勤務時間は9:30から16:00までで、最後にミーティングで部屋の確認を行い、あっという間に1日が終わりました。夕食はしっかりと食べて、初日を無事に終えることができました。
2024/9/5
今日は事務局主催の交流会があり、ワーホリをご担当されている岩手県職員の方、そして他のワーホリ参加者と一緒に、住田町にある滝観洞へ行きました。出発前に、事務局のKさんから、ずっと気なっていた福田パンを朝ごはんとしていただいて、とても嬉しかったです。期待に胸を膨らませながらバスで移動し、滝観洞に到着しました。
初めての鍾乳洞体験に少し緊張しながらも、ガイドさんと一緒にヘルメット、長靴、軍手を装備して準備完了。入口は少し狭く、かがみながら進む形で、外は暑かったのに一歩入ると風が吹き込んできて、洞窟内はひんやりと寒く、洞窟特有の静ひつさが広がっていました。逆に、冬場は外から中へ風が吹き込むそうです。
鍾乳洞の中は、ところどころ水滴がポタポタと落ちていて、その水滴が長い年月をかけて地層に穴を開け、今のような大きな空間が生まれたと知り、自然の力に圧倒されました。特に、滝観洞で一番多く発見されているウミユリの化石が目を惹きました。化石化しにくいと言われるウミユリがここでは多く見つかり、実際に見ることができたのはとても貴重な体験でした。
洞窟内を進んでいくと、1970年に安全祈願のために建てられた観音像があり、厳かな雰囲気に包まれながら手を合わせて祈りました。さらに奥へ進むと、洞窟の最大の見どころである全長880mの洞内の最深部に到達。ここには、高さ60m、周囲50mもの大きさを誇るドーム状の空間が広がり、圧倒的な滝が目の前に現れました。その迫力と轟音に言葉を失うほど感動しました。冬になると滝の音は「サー」という柔らかい音になるとガイドさんが教えてくれ、また違う魅力があるようです。
道中、足元が滑りやすくて下を見がちでしたが、ふと顔を上げたときに見た頭上の鍾乳洞の景色は広がりがあって開放的で、洞窟の中とは思えない美しさがありました。滝観洞の全体をじっくりと感じながら、貴重な経験ができました。
散策が終わった後、ガイドさんと滝観洞や観光に関する意見交換をしました。かつては滝観洞を訪れるお客様がただ受付を済ませて入っていくスタイルだったそうですが、洞窟内の道が想像以上にハードだということで、事前説明を強化し、滑りやすい場所があることや、しゃがみながら歩く部分があることを伝えるようになったそうです。滝観洞は観光スポットとしても注目されていますが、繁忙期になると人手が足りず、十分な対応が難しいという課題があるそうです。また、洞窟内の写真スポットをどうお客様にうまく伝えるか、立ち止まって撮影すると混雑する可能性があり、そのバランスも難しいとのことでした。観光業に携わる方々が工夫を凝らしながらも、いろいろな問題に直面している現状を学びました。
その後、ガイドさんにお別れをして、昼食は遠野市の道の駅で醤油ラーメンをいただきました。他のワーホリ参加者たちと、なぜワーホリに参加したのかといった話をしながら食事を楽しみました。一日を通してたくさんの新しい発見と学びがあり、心から充実した一日となりました。
2024/9/6~7
今回の業務では、前回の学びに加えて、連泊中のお部屋の清掃も担当しました。チェックアウト済みの部屋とは異なり、お客様の荷物があるため、慎重に作業を行いました。また、万が一トラブルが発生した際に対応できるよう、予備のお部屋を用意しました。浴衣の帯やタオルの畳み方も、新たに教わりました。
金曜日と土曜日ということもあり、宿泊客が多く、特にチェックイン・アウトの対応で、初日以上に忙しい二日間でした。さらに、9月は修学旅行などの団体客も多く訪れていました。リネン類の回収量が多く、運搬作業は大変でしたが、その分やりがいを感じました。
反省点として、早く掃除を終わらせようと焦ってしまい、無駄な動きや往復が増えてしまったことが挙げられます。次回は冷静に行動することを心がけたいと思います!
2024/9/8
今日はお休みをいただき、大観のSさんに小岩井農場へ連れて行ってもらいました。農場の入口から見える岩手山は圧巻で、青空と緑の美しいコントラストが広がっていました。
小岩井農場は、岩手県にある歴史ある農場で、日本でも最大級の規模を誇ります。小岩井農場の重要文化財ギャラリーにて、名前の由来は、創設者である「小」野義眞、「岩」崎彌之助、「井」上勝という三名の名字の頭文字を組み合わせたものと知りました。
農場には様々な動物がいて、牛や羊を間近で見て、馬に餌をあげることもできました。お土産も買い、Sさんから小岩井農場オリジナルのスプーンとフォークの素敵なプレゼントもいただきました。農場の新鮮な牛乳で作られたソフトクリームはとても濃厚で絶品でした!
お昼ご飯は「やまなか家」で焼肉をいただきました。念願の冷麺も注文したのですが、スイカがトッピングされていてびっくりしました。お肉も柔らかくて美味しく、観光と食事で大満足の一日となりました。
2024/9/9
今日は清掃係として最後の出勤日でした。優しくて面白いスタッフの方々と一緒に働けたことは、本当に良い経験になりました。清掃の仕事は、シーツを剥がす、ゴミを集める、掃除機をかける、水回りを清掃する、ベッドメイキングをする、部屋をチェックするなど、細かく役割を分けることで効率的に進められていることを実感しました。
普段、何気なく快適に宿泊できるのは、こうした清掃スタッフの皆さんの丁寧な仕事のおかげだと改めて感じました。気づかない部分でたくさんの努力が支えているのだと思います。この経験を通じて、目に見えない裏方の大切さや、チームワークの重要性を学びました。
2024/9/10
今日はR.Yさんと一緒に浄土ヶ浜へ観光に行きました。盛岡駅から宮古駅まではバスで約2時間、その後さらにバスで10分ほどで浄土ヶ浜に到着しました。道中では、津波の被害を示す標識や避難経路が目立ち、自然災害の脅威を改めて感じることができました。また、内陸から沿岸までの長い道のりを経て、岩手県の広さも実感しました。
バスを降りてすぐに海が見え、テンションが上がりました!少し歩くと、目の前には美しい海が広がっており、その景色に感動しました。途中で「青の洞窟ソフトクリーム」を楽しみながら、さっぱ船に乗り、浄土ヶ浜の内湾や青の洞窟と呼ばれる八戸穴を遊覧しました。洞窟の入口から差し込む太陽の光が、透明な海水を青く輝かせるその景色は、まさに絶景で、青の洞窟と呼ばれる理由がよくわかりました。
浄土ヶ浜は、白い岩肌が青い海と対照的で、まるで極楽浄土のような風景が広がっていて、R.Yさんとしばらくその空間に浸っていました。自然の美しさと、静かな雰囲気が心に残る一日でした。
2024/9/11
今日はお休みだったので、盛岡観光と買い出しに出かけました。
ず、シャトルバスで盛岡駅へ向かい、「ハンバーガーとサラダの店 べる」で腹ごしらえ。実はここ、びっくりドンキーの原点とのこと!私はハンバーグとお味噌汁のランチセットをいただきました。
その後、明日のレストラン係で必要な靴を買うため、初めて電車に乗ってイオンモール盛岡店へ。普段乗り慣れていない「ワンマン列車」に乗り、乗車券を取って車内で精算するスタイルに驚きました。ドアもボタンを押して開けるという、地元ではあまり見かけないシステムでした。
観光はあまりできなかったものの、盛岡での生活の一部を感じる一日でした。
2024/9/12~16
この5日間、レストラン係のスタッフとして働かせていただきました。
初日はバイキング会場での仕事に緊張しながら臨み、開場前の机拭きやお皿の設置、清掃を担当しました。広い会場の掃き掃除は少し大変でしたが、なんとかこなしました。17:30のバイキング開始後は、お皿を下げたり、清掃をしたり、受付をしながらの業務が続きました。初めてお客様と直接接する機会で、緊張しつつも少しずつ慣れていきました。裏ではお皿を種類ごとに分け、洗い物を担当し、業務終了!
特に忙しい日は団体のお客様もいて、休む暇もなく動き回り、夜はぐっすり眠れました。また、一緒に働いたR.Yさんは、2回しか同じシフトがなかったものの、とても心強かったです。
おもてなしの精神を学んだのも大きな収穫でした。スタッフの皆さんはお客様の細かなニーズを見逃さず、お子様には子ども用のいすを、ご年配の方にはカートを、浴衣の袖が長い方にはゴムを渡すなど、細やかな配慮がすごいと感じました。お客様から「ごちそうさま!」や「おいしかったよ!」と言われる瞬間は、本当にやりがいを感じました。
この期間で、コーヒーやお茶、氷のセットの仕方も学び、次第に自分一人で対応できるようになってきました。洗い物や会場内を見回る難しさはありましたが、最終日には少し余裕ができ、お客様を積極的にサポートすることができました。また、従業員の方々と話す機会も増え、楽しく過ごせました。レストラン係の経験を通して、周囲の状況をよく観察しながら、臨機応変に動くことの大切さを学びました。
2024/9/17
三連休の初日は、盛岡観光リベンジ!
まずは、以前から気になっていたじゃじゃ麺の名店「白龍本店」へ行ってきました。盛岡駅にも別の店舗があるのですが、「せっかく盛岡に来たなら本店!」と思い、30分ほど歩いて到着。平日にも関わらず、店の前には行列が!人気の高さがうかがえます。30分ほど待って入店し、じゃじゃ麺の小を注文しました。ラーメン一杯分ほどのボリュームで満足!食べ終わった後は、卵を溶いて「ちいたんたん」をお願いし、ゆで汁とみそが入ったスープを楽しみました。濃いめの味が私好みで、とても美味しかったです。店を出ても行列が続いていました。
次に向かったのは、盛岡八幡宮。盛岡八幡宮は、岩手県の総鎮守として、古くから地元の人々に親しまれている神社で、荘厳な大鳥居が特徴です。境内に入ると、立派な社殿が迎えてくれ、しっかりお参りをしてきました。歴史を感じるその佇まいは、盛岡観光で外せないスポットです。
その後、喫茶店に行こうとしましたが、第一候補が臨時休業、第二候補も定休日で(泣)。急遽ネットで見つけた喫茶「パァク」に行くことに。偶然にも白龍本店の向かいにありました!店内は落ち着いた雰囲気で居心地が良く、私は「アルペン物語」というセットを注文。アイスクリームの下にレアチーズケーキが隠れていて、レモンティーとの相性も抜群でした。カウンターでは地元の人たちが店員さんと楽しそうに談笑していて、地元に愛されているお店なんだなと感じました。
帰りのシャトルバスの時間が迫っていたので、夜ご飯用のお弁当を買い、バス停へ。バスを待つ間、京都から来たという大観のお客様とお話しする機会があり、久しぶりに関西弁を聞けてとても嬉しかったです。
2024/9/18
今日は2回目の事務局主催の交流会に参加しました!2回も参加できるなんてとても貴重で、本当に嬉しかったです。
まずは、福田パン長田町本店へ!朝9:30頃に到着したのに、すでに多くのお客さんが並んでいてびっくり!メニューが豊富すぎて悩んだ末に、私は抹茶とあんこを注文しました。パンが大きいのに179円という驚きの安さで、お昼が近かったので半分だけ食べましたが、とてもおいしかったです!
その後は事務局での座談会に参加しました。みんなで自己紹介をしたあと、ワーホリをご担当されている岩手県職員の方から、観光業や就職についてのお話を聞きました。お話の中で、自分の将来について考えるヒントをたくさんいただき、特に、ワーホリの参加を通じて、ワーホリの事務局がある施設のような、「誰かをサポートする仕事」に興味が出てきたのは、大きな発見でした。
次は街歩き!ガイドさんと一緒に、盛岡の街を散策しました。盛岡城跡公園では、戦国時代から江戸時代にかけてこの地域を守っていた南部氏の歴史を学び、壮大な歴史に圧倒されました。石垣は、時代や築かれた時期によって異なる積み方がされており、その違いを実際に目にすることができました。岩手県公会堂では、昭和初期のレトロで素敵な建築をじっくり観察し、当時の人々の文化や交流の場だったことに感動。そして、岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館は、美しい赤レンガの建物が印象的で、明治時代の建築とその歴史的な背景を学びました。
お散歩が終わった後は、「大同苑」でお昼ごはん!盛岡名物の冷麺と焼肉のセットをいただき、デザートには季節ごとに変わるフルーツがのるとのことで、この日は梨がのっていました。さっぱりしていて、とても美味しかったです。
午後には、盛岡の関係人口・交流人口創出のための情報発信拠点でもある「盛岡という星でBASE STATION」で、まち歩きをしてくださった地元観光会社の方から、地元の観光会社ならではの視点で、岩手のまちの魅力についてのお話を聞き、観光業界の奥深さに触れることができました。とても充実した一日でした!
2024/9/19
今日は花巻を観光しました。
まず、気になっていたマルカンビル大食堂へ!マルカンビルは、地元で長年愛されていた商業ビルが一度閉鎖され、その後、地元の有志や市民の力で再び復活した場所です。6階に上がると広々とした空間が広がり、机と椅子がずらりと並んでいて、まさに大食堂といった雰囲気!平日にもかかわらず、多くのお客さんで賑わっていました。ショーケースに並んでいたメニューのレプリカもとてもかわいく、私はオムライスをいただきました。
その後、駅に向かう途中で立ち寄った「喫茶きょうらく」も素敵で、居心地が抜群!そこでプリンのミニパフェを楽しみました。
本来なら、この後、宮沢賢治の世界に浸る予定だったのですが、体調が優れず残念ながら断念…。そのままおとなしく帰路につきました。
悔しい思いは、岩手再訪のきっかけに
残り1週間というタイミングで体調不良に…。このような事態になるとは思っておらず、本当にショックでした。
そしてさらに、三日間の休暇をいただいて平泉や陸前高田の観光を計画していたので、その予定がすべてキャンセル。落ち込むどころの話ではありませんでした。
何度も自分の不甲斐なさに落ち込んでしまいましたが、スタッフの皆さんが部屋まで食事を届けてくださったり、必要なものがないかと気にかけてくださったりして、本当に温かいサポートを感じました。
お仕事を休むことになったため、大観のスタッフの皆さんにもご迷惑をおかけし、また自分自身も最後まで仕事したかったという気持ちが残る悔しい結果となりましたが、今回の経験をきっかけに、「また岩手を訪れる理由ができた」と前向きに捉えたいと思います!