バイトしながらいわて旅|ワーク&ステイ PROGRAM

実施レポート

[2024夏]株式会社海楽荘(大船渡温泉)

Nさん

初めて訪れた東北が岩手・大船渡で良かったと思えた2週間。

Nさん

Nさん

滞在期間 2024/9/11~2024/9/27

「岩手」という地域のワーホリに応募しようと思ったきっかけは?
また、「大船渡温泉」を選んだ理由は?

夏休みを利用して、国内のワーホリに参加したいと思い調べていたところ、岩手のワーホリが目に入りました。これまで東北には行ったことが無く、どんなところか具体的なイメージも沸かなかったので、実際に行ってみたいと思いました。大学進学を機に引っ越したことで、東北に行きやすくなったということもあり、岩手にしようと決めました。

また、大船渡温泉で働きたいと思った理由は、まず、海が目の前だということです。
私は海が好きで、砂浜を散歩したり波の音を聞いたり、ボーッと眺めたりすると落ち着きます。ずっと海の近くで暮らすことに憧れがあったので、海の近くというか、海が目の前というのが、私にとってはとても魅力的でした。
とは、一人暮らしをしているので、三食賄い付きという点にも惹かれました。

~Nさんのバイトしながらいわて旅~

本当に楽しい2週間でした。
最初は、2週間もあれば大船渡周辺を観光し尽くせるだろうし、暇になれば勉強しようと思いました。しかし、持って行った参考書や本は、結局一度も開きませんでした。無駄な荷物にはなってしまいましたが、後悔はしていません。折角大船渡に来ているのに、自宅でもできる勉強をしていた方が後悔したと思います。
一度訪れた場所でも、また訪れたいともう一度訪れたり、食べたいものが多すぎて食べ尽くせなかったりと、そうこうしているうちに、2週間なんてあっという間に過ぎてしまいました。
ワーホリ中は、年上の方々と関わる機会が多く、緊張もしましたが、新鮮で楽しかったです。美味しいご飯を食べられて、温かいお風呂に入れて、人とお喋りして・・・。こういった小さな幸せの有り難みを感じました。
沢山の小さな幸せで、人は十分満たされるのだと、東京の自宅に帰ってきてからは、より一層強く感じます。

私の地元は大阪ですが、中心の都会からは少し離れた住宅街なため、観光地などのアピールできるものが特にありません。それもあって、私は地元に対して誇りがあまり無いので、地域の魅力を様々な方法や手段で発信し続けている大船渡という地域や、岩手が魅力的でした。
2週間で大船渡のことがこんなに好きになるなんて思っていなかったので、自分でも驚いています。やり残してきたことがまだまだ沢山あるので、ぜひまた訪れたいです。

受入先でのお仕事はいかがでしたか?

朝早くからのお仕事だったので、寝坊しないか心配でしたが、3日程経つと生活リズムが整い、寝坊することはありませんでした。
お客様をお待たせしないためにも手際よく作業しなければならず、大変ではありましたが、職場の皆様がお客様に対し、誠意を持ってお仕事をされている姿に刺激を受けました。
また、「なべやきが美味しい」と声をかけてくださるお客様が何人かいらっしゃったことも印象的です。私も大船渡に来てなべやきを大好きになったので、同じ気持ちのお客様がいらっしゃることがとても嬉しかったです。
調理に携わってはいませんが、食事をお出しするお仕事の一環を担った立場として、お客様から「美味しかったです」や「ごちそうさまでした」と笑顔で言ってもらえると、やはり幸せな気持ちになれました。せっかく大船渡に旅行に来てくださったお客様には、素敵な思い出にして欲しいですし、大船渡にまた訪れたいと思えるような手助けを出来ていたら、嬉しく思います。

休日には岩手県内の観光も楽しみました !

朝早くからのお仕事で、午後は観光の時間にあてられたので、ほぼ毎日出掛けました。
お気に入りの場所は、陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園から行くことができる砂浜です。
波の音も潮風も心地よく、素敵な場所なのですが、人は少なく、何時間でもここで過ごせると思いました。ゴミは全く見当たらなかったので、地域の方が清掃されているのか、マナーが守られているのだろうと思います。岩手の自然が守られていると思うと、なんだか嬉しかったです。
また、大船渡魚市場にある、大船渡湾を一望できる展望デッキも印象的でした。青空の下、海と青々とした山々の融合という、リアス海岸ならではの景色がとても綺麗でした。支配人が、「秋には紅葉、春にはツツジなど、季節ごとに見せてくれる景色が違う」と教えてくださり、違う季節にまた見に来たいと思うような絶景でした。

最後に、訪れて良かった場所は、陸前高田市の東日本大震災津波伝承館いわてTSUNAMIメモリアルです。
様々な職業の人の、当時のエピソードを知ることができ、こんな仕事もあるのだと驚きました。映像や災害対策室の再現など、震災を後生に伝えるため工夫がなされた展示には、多くの人の思いや願い、力強さを感じました。

大船渡をはじめとする岩手のグルメは、どれもとても美味しかったのですが、まず特に印象に残っているのは、CAMOCYのパン屋さん・MAaLoで買った塩パンです。本当はクリームパン目当てに行ったのですが、既に売れ切れていました。そこで店員さんがお勧めしてくれた塩パンを買ったのですが、これがとても美味しかったです。外はカリッと中はバターがジュワッとして、塩パンってこんなに美味しいものだったんだと驚きました。普段は塩パンを買わないので、まさに運命の出会いでした。
次に、大船渡に行ったら絶対に食べると楽しみにしていた海鮮丼です。碁石海岸のレストラン・岬で食べた海鮮丼定食は、絶品でした。9種類という豊富で新鮮なネタ、ボリューミーな定食に大満足です。ラーメンも美味しいらしいので、また大船渡に来て食べたいです。

まだまだ紹介したいのですが、最後は、大船渡温泉の朝食で提供されている、なべやきです。
大船渡にいる間になべやきが大好きになり、自宅に戻ってからも食べたくなって自分で作ってみたのですが、なかなか上手くできませんでした。素朴でどこか安心感がある、唯一無二の大船渡温泉のなべやきが、とっても恋しいです。

2024/09/11

はじめての岩手県!

今日は朝早くに東京を出発し、バスで大船渡温泉に向かいました。バスの乗車時間は長かったですが、その分、バスから海が見えると、大船渡に近づいているのだというワクワクする時間を楽しめました。
大船渡温泉に着いてからは、社長と大船渡温泉の夕食をご一緒させていただきました。
環境に配慮した観光についてなど、大学での自分の専攻分野との関連も考えさせられるお話を聞けて、興味深かったです。
夕食もとても美味しく、目の前で焼いていただいたアワビの活きの良さは強烈でした。美味しい食事でお腹いっぱいになれて幸せです。

2024/09/12

お仕事開始

今日からお仕事開始です。
焼き魚など、温かいお料理は朝に準備するため、朝5時からお仕事でしたが、寝坊すること無く起きられて良かったです。4時起きだったので、お仕事が終わる13時にはくたくたでした。部屋に戻ると、そのまま寝落ちしてしまったので、明日はお出掛けしたいです。
お昼寝から起きた後は、おやつに大船渡郷土菓子のなべやきをいただきました。もちもちで黒糖の優しい甘さが、疲れた体に染み渡りました。
今日は初日ということもあり、とても緊張していたので、職場の方にご心配をお掛けしてしまいましたが、早くお仕事に慣れてお役に立てるよう頑張りたいです。

2024/09/13

大船渡温泉の周辺をお散歩

昨日はお出掛けできなかったので、今日は大船渡温泉周辺をお散歩しました。
まずは、大船渡湾を眺望できる、大船渡温泉の屋上へ行きました。
その後は、プライベートビーチである潮音浜へ行きました。フナムシに慣れていないので、びくびくしながら石の上を歩きました。それはそれで楽しい思い出です。

2024/09/14

三陸鉄道開業40周年記念

今日はお仕事が終わった後、BRTに乗って盛駅まで行きました。そう、三陸鉄道に乗るためです!
今年は三陸鉄道開業40周年らしく、それを記念して今日は400円で三鉄乗り放題でした!!どこに行くかは事前に決めていなかったのですが、気持ちの赴くままに、釜石まで行くことにしました。釜石では海鮮丼を食べ、お土産を見て回りました。釜石駅前に戻ってくると、野生の鹿がいて、奈良公園のような光景に驚きました。
車両から見える景色が綺麗だったので、また三鉄に乗りたいです。

2024/09/15

おおうらやまでお散歩

午後は、同じく大船渡温泉にワーホリで来ているれなちゃんに聞いた、下船渡にある「おおうらや」というお菓子屋さんまで歩きました。
おおうらやのお菓子はどれも美味しそうで、沢山買ってしまったのですが、私は特に「おらほのプリン」が気に入りました。このときは「おらほ」というのは地名か何かだと思っていたのですが、後から調べてみると「おらほ」は岩手や東北の方言で、「私たち」などの意味があるそうです。岩手の方言が商品名に使われていると知れて、嬉しかったです。

おおうらやに寄った後は、山側の少し高いところまでのぼりました。お菓子と一緒に景色を堪能した後は、下船渡漁港沿いを歩きながら帰りました。夕方だったので何も無いかと思いましたが、魚影やヒトデを見られて楽しかったです。

2024/09/16

初めてのお休み

今日は楽しみにしていた、初めてのお休みです!
支配人が車で案内してくださるとのことで、とってもありがたいです。ワーホリ参加者のれなちゃんも一緒で、お話しできて楽しかったです。

まずは、陸前高田市立図書館へ行きました。
館内には、震災に関する資料が置かれているコーナーがありました。建物自体もデザインが凝っており、開放感のある高い天井や、木のあたたかみが感じられる建物でした。
次に、陸前高田市立博物館へ行きました。
様々な展示からは、東日本大震災の被害や悲惨さが伝わると同時に、地域の人々の力強さや海の魅力も感じられました。初めて陸前高田市に訪れたとき、陸前高田は被害が大きかった地域であると知らなかったし、震災を全く感じさせないくらい綺麗に整備されているなという印象を受けました。しかし、今の陸前高田市になるまでには、多くの人々の思いや努力があったのだと実感しました。
津波によって変わり果てた町は、復興によって新しくつくられていきます。しかし、復興とはいえ、震災前から変わってしまった町並みに、どこか寂しさを感じると思います。海の近くに住んでいない私にとっては、自分が住み慣れた町が津波で一変してしまうのは想像しがたいですが、もしそうなった時、元の町の面影を、少しでも多く感じたいだろうと思います。陸前高田市立博物館をはじめとした各地にある復興のシンボルは、そういった人々の心の支えになったのだろうと感じました。

博物館の次は、住田町にある滝観洞へ行きました。
洞窟には初めて入りましたが、洞窟内は、年中10度程の気温らしく、涼しかったです。そのため、観光用ルートとは別に、地域の人が冷蔵庫代わりに使えるエリアがあるそうです。
洞窟を楽しんだ後は、滝観洞名物・滝流しそばをいただきました。上から竹を伝って勢いよく蕎麦が流れてきて、遊び心満載で楽しかったです。
食事の後は、デザートです。
釜石にある魚河岸テラスのジェラート屋さんで、りんごのキャラメリゼと「すずこま」というトマトのジェラートを食べました。その後は、かもめテラスへ行き、かもめソフトも食べました!美味しかったので、お腹いっぱいでも平らげてしまいました。

最後は、大船渡魚市場です。16時頃だったので漁港に人はいませんでしたが、天気が良く、展望デッキからの眺めが絶景でした。そんな魚市場も震災の時には大きな被害を受けたそうです。修復後は、町の人々に活気を与えるシンボルになったと、支配人が説明してくださいました。

2024/09/17

三鉄に乗って恋し浜へ

今日から3日間だけですが、今まで勤務時間が違っていたワーホリ参加者のれなちゃんも、朝のお仕事になりました。一緒にお仕事できて嬉しいです。
午後は、れなちゃんと盛駅まで行き、ロリアンという喫茶店に行きました。バナナを丸ごと1本使ったバナナサンデーが美味しかったです。昔ながらの喫茶店の雰囲気が素敵でした。

その後は、三鉄に乗って恋し浜へ。
なんと運良くレトロな車両に乗ることができました!車内は高級感に溢れており、車窓からは山々や海が見え、ずっと乗っていたいくらい優雅な時間でした。恋し浜では、ホタテの絵馬は無かったのですが、置いてあったノートに書き込みをしました。
電車が来るまでまだ少し時間があったので、海まで歩いて行くことにしました。海には釣りをしている方がいて、ご挨拶すると、釣りの疑似餌を見せてくださいました。
海でのんびりしていましたが、次の電車を逃すと、その次の電車は2時間後であることが発覚し、慌てて駅まで走りました。なんとか間に合いましたが、ローカル線を舐めてはいけないと学習しました。

2024/09/18

もう一度陸前高田へ

今までは職場の方と一緒に作業することが多かったのですが、れなちゃんと一緒に作業するようになったことで、職場の方が自分の気づかないところで色々フォローしてくださったことが分かり、お仕事をもっと頑張って覚えたいと思いました。

午後は、もう一度陸前高田へ行きました。
奇跡の一本松や図書館の震災に関する資料など、じっくり見て回りました。砂浜に寄り道もしてしまったので、一番行きたかった東日本大震災津波伝承館いわてTSUNAMIメモリアルの閉館時間になってしまいました。また来ようと思います。

その後は、CAMOCYに行き、MAaLoというパン屋さんで、店員さんがおすすめしてくれた塩パンとシナモンロールを買いました。塩パンは普段買わないのですが、買ってみると、これがとっても美味しかったです!外はカリッと、中はバターがジュワーッとして、あまりの美味しさに驚きました。
CAMOCYにひとりでいると、地元のおじいちゃんが声を掛けてくださり、色々お話ししました。その方は漁師さんらしく、ご自分でとったマダコをくださいました!タコを丸ごと食べるのは初めてでしたが、美味しかったです。

2024/09/19

お仕事の後、昨日行った陸前高田の砂浜にもう一度行きました。夕方に着いたので、すぐ暗くなってしまいました。
辺りには誰もおらず、広大で美しい海を目の前にして、なんだか怖くなってきました。自然は美しいだけじゃなく、時には牙をむくこと、でもそれも含めて自然は美しいのかもしれない。今日の海からはそんなことを考えさせられました。

2024/09/20

ワーホリ参加者との交流会

今日は楽しみにしていた、沿岸部のワーホリ参加者たちとの交流会です。
岩手開発産業株式会社のガイドの方の案内で、まず大船渡魚市場や、三陸ブルーラインプロジェクトによってモザイクタイルで彩られた防潮堤を見ました。ガイドの方によると、震災後、今のBRTが通っている道路より下は、産業施設用のエリアに指定され、人は住めないのだそうです。

その後は、三鉄に乗って「潮目」と呼ばれる、震災で被害を受けた建物の一部を集めて作られた震災伝承施設に訪れました。私の通う大学からもボランティアとして来ている学生がいたと聞き、意外なところで大船渡との繋がりを知ることができて嬉しかったです。
復興のシンボルや人々に勇気を与えたものは他にもあり、ど根性ポプラもそのひとつです。陸前高田市の奇跡の一本松のように、津波に耐えて残った力強い木だそうです。ど根性ポプラを見た後は、株式会社リアスターファームのイチゴ農園へ行き、大船渡の気候を生かして栽培されているイチゴをいただきました。夏にもイチゴを食べられるなんて、最高です。

次は、支配人が碁石海岸を案内してくださいました。
穴通磯から生えている松は、枯れてしまったり新しく生えたりするため、全く同じ穴通磯は見られないそうです。
碁石海岸を歩いた後は、御食事処・岬で海鮮丼定食を食べました。新鮮で種類も沢山あり大満足です。

お腹を満たした後は、キャッセン大船渡で、防災観光アドベンチャーゲーム「あの日」をやり、東日本大震災の追体験をしました。私は優柔不断なので、普段から、もしものことを考えて備えておかなければならないと感じました。

交流会の最後は、キャッセン大船渡にある「ノイ・マーレ」で夕食をいただきました。ワーホリに来ている皆さんは、住んでいる地域もバラバラで、今後会うことは無いかもしれません。そう考えると、本当に偶然で不思議な出会いだなと思いました。

2024/09/21

三陸ブルーラインプロジェクトのボランティア

昨日訪れた防潮堤で、今日は子供向けにイベントが開催されると聞き、ボランティアとして参加させていただきました。あいにくの雨で気温も低かったですが、沢山の方が参加されていました。
イベントのテーマは「気仙の怪しいもの」らしく、ゴム手袋で魂を作ったり、目玉のシールをあちこちに貼ったりして、お化けの衣装を作りました。ボランティアとはいえ、私も子ども達と一緒にワークショップを楽しませていただきました。地元の高校生がボランティアで来ていたり、海の生き物をかたどった板に、子ども達が絵を描いたものを飾りに使ったりと、沢山の人が協力して作り上げられたイベントなのだと感じました。

ボランティアの後は、明日帰ってしまうれなちゃんの送別会として、支配人が「とよまるや」というラーメン屋さんに連れて行ってくださいました。外は寒かったので、ラーメンを食べて、冷えた体が温まりました。

2024/09/22

大船渡のさんま

今日は、ワーホリ参加者のれなちゃんがワーホリを終えて帰る日です。
私もワーホリの終わりが近づいていると思うと、少し寂しい気持ちになりましたが、残り3日も頑張ろうと気合いを入れ直しました。

れなちゃんをお見送りした後は、昨日のボランティアで疲れていたので、お昼寝しました。お昼寝から起きた後、賄いに頂いたサンマが美味しかったです。サンマは大船渡の特産品らしく、サンマがのった「さんまらーめん」が有名だそうです。ある店では、サンマのみりん干しが丸ごとのっていたり、すり身団子にしていたりと、お店によって違うさんまらーめんを楽しめるそうです。お土産としても売られていたので、買って帰りたいです。

2024/09/23

足湯でのんびり

今日で怒濤の3連休が終わりました。
お客様が多く忙しくても、丁寧な接客を崩さない大船渡温泉の皆さんは、私の憧れです。

お仕事終わりは、大船渡温泉でゆっくり過ごすことにしました。
久々に天気が良かったので、大船渡温泉の敷地内にある足湯に浸かりながら、日記を書きました。
夜は満天で、露天風呂からの景色も最高でした。屋上へ行き写真を撮ったのですが、実際の美しさを写真に収めきれず残念でした。その代わり、しかと目に焼き付けました。ただ、後から写真を見返したところ、画面の明るさを最大にすると星が沢山写っていたので、この美しさが少しでも伝わるのではないかと思います。
(3枚目の写真は、屋上から見た星空です。画面の明るさを最大にしてみてください!)

2024/09/24

大船渡と陸前高田をぶらりと散歩

今日はお仕事がお休みでした。
震災について最後にもう一度学ぼうと思い、大船渡にある防災学習館へ向かったのですが、予約が必要だったらしく開いていませんでした。リサーチ不足が悔やまれます。しかし、そうでなければ、太平洋セメント工場を間近で見ることはなかったので、これはこれで良かったです。

その後は、ずっと行けていなかった東日本大震災津波伝承館いわてTSUNAMIメモリアルに行きました。被災者のエピソードや動画、災害対策室の再現など、工夫がなされた展示はとても見応えがありました。震災を経験した世代がいなくなっても、後生に語り継ぐのだという決意を感じました。

2024/09/25

ワーホリ最終日。2週間を振り返って

今日でお仕事は終わりです。
職場の方には本当にお世話になりました。お仕事について全く分からない状態でのスタートでしたが、働くうえで大切なことを沢山教えていただきました。自宅に帰ってからも、教えていただいたことを忘れず、アルバイトを頑張ります。ありがとうございました!

夜は支配人が送別会として、ザ・バーガーハーツに連れて行ってくださいました。
メニューが沢山あって、選ぶのが楽しかったです。支配人とのお話で印象的だったのは、観光業をしている目線からの「人との出会い、繋がり」についてです。この2週間で多くの方とお話しする機会や、お世話になることがあり、私自身も人との出会いについて考えることがありました。交流というものは、途絶えさせようとすれば簡単に途絶えてしまうものであり、しかし、反対に繋がろうという気持ちがあればいつまでも繋がっていられるとも思います。
旅中の偶然の出会いであっても、近くに来たときに連絡を取ってみるなどすれば、交流が完全に途絶えてしまうことは無いのかなと思います。連絡先を交換していなければ難しくはなりますが、改めて人生は一期一会だと感じました。

2024/09/26

大船渡を出発

今日はとうとう大船渡を出発する日です。
最初は2週間が長く感じていましたが、本当にあっという間で、なんだか寂しいです。行きたかった場所はまだまだ沢山あるし、冬や春など違う季節にもまた来たいです。そのときは是非、大船渡温泉に宿泊したいと思います。

大船渡を出発した後は、盛岡へ行きました。
盛岡では、事務局の方に盛岡市内を案内していただきました。お店や大きな建物が立ち並ぶ中に、レトロな建物や日本ながらの町家が残っていたり、自然が保たれていたりと、心が和む町並みでした。これからもこの景観が保たれて欲しいです。盛岡の魅力が伝わる素敵な案内、ありがとうございました!

事務局の方とお別れした後は、盛岡をもう一度散策しました。
ミッシェルというパン屋さんの明太フランスや、ふかくさという喫茶店、盛岡冷麺などグルメも堪能できました。

2024/09/27

楽しかった2週間。全てに感謝!

昨日は盛岡で一泊し、今日で岩手とはお別れです。
大船渡を出発するときは、まだもう一日岩手に滞在するということもあり実感は無かったのですが、本当に岩手から帰ると思うと名残惜しいです。朝食で岩手の食文化を楽しめるホテルを予約したので、最後に幸呼来おでんやひっつみ汁、福田のコッペパンなどを堪能しました。

ワーホリに来る前は、2週間で大船渡や岩手のことをこんなに好きになるなんて思いませんでした。大船渡や岩手はそれだけ魅力的な場所です。多くのことを学んだ、忘れられない2週間。岩手での全ての出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。

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