「岩手」という地域のワーホリに応募しようと思ったきっかけは?
また、「滝観洞観光センター」を選んだ理由は?
私が岩手でのワーキングホリデーを選んだのは、地元である岩手を、あえて外からの視点で見直してみたいと思ったからです。これまで何気なく過ごしてきた地元の風景や日常も、一度離れて暮らしてみることで、その良さや温かさに気づくことができました。進学を機に岩手を離れて生活する中で、地元の人々のあたたかさや、岩手ならではの魅力を改めて実感し、もっと岩手の良さを深く知りたい、発見したいと思うようになりました。
現在私は就職活動中で、人と関わること、地域に根差した仕事というものを中心に見ています。その中でもこれまで注目していなかった観光業にこの機会に少しでも携わってみたいという思いから、滝観洞観光センターを選びました。
受入先でのお仕事はいかがでしたか?
私が行った業務としては、入洞前のヘルメット渡し、洞窟内の説明、食堂での裏方のお仕事などでした。私がバイトしながらいわて旅に参加した時期は一部お盆と重なったため、とても忙しく、足を引っ張っていないかとても心配になりました。しかし、観光センターの方々が優しく業務を教えてくださったため、初心者ながらなんとか業務についていくことができました。
お盆期間の業務は特にとても大変でしたが、洞窟から出てこられたお客様が「疲れた」「綺麗だった」「楽しかった」と口々にしながら、笑顔で帰っていく姿がとても印象的でした。
お休みはどのように過ごしましたか?

正直あまり観光はできなかったのですが、滝観洞のある住田町の隣、遠野市にある「やまごや」というお店を訪れました。レトロな雰囲気の漂うレストランで、メニューもとても豊富だったため、何を食べるか本当に迷いました。最終的に焼肉ピラフを注文しましたが、ボリューム満点で、とても美味しかったです。他にもハンバーグ、ナポリタン、ラーメンやパフェなど美味しそうなものがたくさんあったので、遠野市を訪れた際には、是非行ってみてください。
食後のデザートには前から気になっていた、「夢産直かみごう」のジェラートを食べました。気温30度越えであった事もあり、とてもおいしく感じました。クリームチーズと遠野ブルーベリーがオススメです!!
~流浪人Yさんのバイトしながらいわて旅~

初日は、正直とても緊張していました。知らない人と話すことに慣れておらず、噛んでばかりのぎこちない接客でした。観光センターの方々のアドバイスや、優しく接してくださるお客様のおかげで、少しずつですが、自信を持てるようになりました。
また、外国の方が訪れる機会もあり、全員が日本語を話せるわけではないため、コミュニケーションの大切さを改めて学びました。言葉が通じない場合もありましたが、笑顔やジェスチャー、心からのおもてなしの気持ちは、しっかりと伝わるということを肌で感じることができました。短い期間ではありましたが、観光業の奥深さややりがい、そして人と人とのつながりの温かさに触れることができ、大変有意義な5日間となりました。
2025/8/10
初日ということで、滝観洞の見学をさせていただきました。
ハードな探検の後の滝は、とても綺麗でした。
写真は、洞窟最深部にある「天の岩戸の滝」です。
2025/8/11
今日は、食堂を手伝わせていただきました。
食事をする場所の準備、食器洗い、薬味づくりを体験しました。
次から次に来るお客様の対応が大変でしたが、良い体験になりました。
写真は、滝観洞名物「滝流しそば」の会場です。
2025/8/12
ヘルメット配りと、少しですが洞窟の案内を担当しました。
ヘルメット配りは3日目ということもあり、少しずつ慣れてきたように感じます。
洞窟案内では、決まった説明だけでなく、子どもやご高齢の方など相手に応じて伝え方を工夫する必要があり、その点が難しいと感じました。

2025/8/13
お盆期間に入って人がさらに増えてきました。
入洞者数が700人近くいったらしい…
写真は、ずらりと並ぶ人々の様子です。
2025/8/14
今日も変わらず、とても暑い一日でした。
それでも毎日のように、洞窟から出てこられたお客様が「疲れた」「綺麗だった」「楽しかった」と口々にしながら、笑顔で帰っていく姿がとても印象的でした。
2025/8/15
最終日を迎えました。最初は本当に自分にできるのか、足を引っ張ってしまわないかと不安でいっぱいでしたが、観光センターの皆さんがとても温かく接してくださり、優しく丁寧にお仕事を教えてくれたおかげで、6日間とても充実した時間を過ごすことができました。
「またここで働いてもいいんだよ」と言っていただけたことが本当に嬉しく、ぜひまた戻ってきたいと思っています。