バイトしながらいわて旅|ワーク&ステイ PROGRAM

実施レポート

[2025夏]株式会社岩手ホテルアンドリゾート(ANAクラウンプラザリゾート安比高原ほか)

K.Cさん

英語に苦戦!
山に海に何でも屋の2週間

K.Cさん

K.Cさん

滞在期間 2025/9/8~2025/9/20

「岩手」という地域のワーホリに応募しようと思ったきっかけは?
また、「岩手ホテルアンドリゾート」のホテルを選んだ理由は?

単刀直入にいうと、居住地から近かったからです。
宮城在住ということもあり、将来的に岩手での生活も考えてみたいという思いから、バイトしながらいわて旅に応募しました。

株式会社岩手ホテルアンドリゾートを希望したのは、実際に宿泊業を経験しながら「地域における宿泊業の役割」という観点で学びたいと考えたことがきっかけです。大学で地域づくりを学んでいることから、一企業であるリゾートと、その一帯の地域がどのように結びついているのかという点に関心がありました。宿泊業が地域の魅力発信にどう影響するのかを考えながら働ける良い機会だと考え、応募しました。

受入先でのお仕事はいかがでしたか?

わたしが配属された、リゾート内のアクティビティ全般を扱う「Explore」という部署は、リゾート内の運動施設(ジム・プール・テニスコートなど)や創作体験を行う部署ということもあり、固定の内容を繰り返し行うような勤務内容ではなく、いわば「何でも屋さん」のようにありとあらゆる経験ができました。
オープン前のプールの立ち上げや、ジムの清掃、イベント準備・運営、創作体験で使用する備品のカウント、加えてグランピング勤務というように、短期間でたくさんの働き方ができて視野が広まる機会となりました。

お休みはどのように過ごしましたか?

陸前高田からBRT・三陸鉄道を利用して、久慈まで北上しました。
大船渡の盛、釜石、宮古を経由して、183kmを移動しました。
2年前に、連続テレビ小説「あまちゃん」にハマったときから行きたかった、ロケ地である久慈駅周辺や小袖海岸へ行きました。盛駅で初めて本物の三陸鉄道の車両を目にしたときの感動と興奮は一生物でした。初めて自分が撮り鉄になった瞬間でした。乗車中も、観光客向けの各駅の紹介アナウンスを聞きながら三陸の景色を堪能しました。
釜石を経由し、宮古のゲストハウスに宿泊した際には、日本酒を飲みながら滞在中の外国人と国際交流を楽しみました。英語のリスニング能力は壊滅的ですが、その空間にいるだけでワクワクしました。
宮古から久慈に移動する際、ドラマで見た景色が続々と登場し、心が踊りました。小袖海岸では、お昼のチャイムとして劇中歌である「暦の上ではディセンバー」が流れ、これまた心が踊りました。

~K.Cさんのバイトしながらいわて旅~

宮城から岩手という比較的近距離の移動ではありましたが、勤務開始・終了日と休日の移動手段として、新幹線・鉄道・バス・自動車と様々な乗り物に乗って岩手県内を回れたことがとても楽しかったです。知らない土地の風景はどこを切り取っても新鮮で、車窓に釘付けでした。

宿泊業について知りたいという思いから応募を決意しましたが、蓋を開けてみるとイベント運営や、外国人従業員との交流など、7回の勤務で色濃い経験ができました。大学2年生の今このときにこのような豊富な経験ができたのは、今後の人生選択に大きく影響するのではないかと思います。

2025/9/8
今日は移動日でした。安比高原を目指し、地元宮城を出発しました。
電車、新幹線を乗り継ぎ、たどり着いた盛岡。小学6年生ぶりの盛岡駅でした。当時よりも小さく見えた気がします。
バスを乗り間違えそうになり、ヒヤッとしましたが、なんとか安比に到着できました。盛岡駅から1時間もしないうちに到着し、あっという間でした。
バス下車後は、担当の方にお会いし、エリア内を案内いただきました。シーズン終了後のスキー場は、お客様が一人もおらず、逆に新鮮でした。
その後は、総務の方と入寮手続きを行い、施設の案内をしていただきました。入寮後は、身の回りを整理しました。
不安なことだらけではありますが、明日からの業務に向けて頑張りたいと思います!

2025/9/9
今日は、初出勤でした。7:30に起床し、身支度をしました。
APPI Exploreという、アクティビティ全般を取り扱うブースでの勤務でした。
出勤直後は、オリンピアという運動施設を清掃しました。はじめに、プールの環境整備を行いました。水温測定や、水中を掃除するロボットの回収など、お手本を見せていただきました。何気なく利用しているプールの立ち上げを間近で見ることができ、とても勉強になりました。
その後は、ジムやバスケコート、卓球場などの清掃を行いました。清掃を終えたあとは、週末のイベントで使用する装飾物の準備を行いました。
午前中の業務を終え、初めて社員食堂を利用しました。メニューは冷やし稲庭風うどんでした。デザートのゼリーやサラダまで付き、食べごたえのある量で、美味しかったです。

お昼休憩後は、自転車に乗りながら、社員の方に改めてエリア内をご案内いただきました。
1時間近くかけて、パークゴルフ場、テニスコート、釣り堀、グランピング場、ディスクゴルフ場など広いエリアを回りました。
週末のイベント運営において、エリア内の情報を知っておく必要があったため、時間をかけてご案内していただきました。電動自転車での移動だったため、坂道も快適でした。広い安比高原を、風を切って進んでいく感覚が、たまらなく爽快でした。

途中、ディスクゴルフを体験させていただきました。フリスビーのようなものを、ゴールめがけて投げました。まっすぐ飛ばず苦労しましたが、大草原の中でのアクティビティはとても楽しかったです。
体を動かしたあとは、夏の間飾られていた風鈴のアーケードの撤去に向けた作業を行いました。ガラスの涼しい音が鳴り響く中、ひび割れた風鈴を回収しました。
室内に戻り、創作活動で使用する備品のチェックを行いました。
その後は今日教えていただいたことの復習をし、退勤しました。1日を通じて、社員の方によくしていただき、安心して勤務することができました。

夜ご飯には、館内のパン屋さんで購入したパンを食べ、近隣の白樺の湯という温泉へ行きました。露天風呂がとても豪華で、毎日通いたいくらい居心地のよい空間でした。ただ、エリア内周回バスの存在を忘れていたため、街灯のまばらな夜道を10分ほど歩くのはとても怖かったです。

2025/9/10
今日は11時からグランピングエリアでの勤務でした。
ドイツ人スタッフの方とのマンツーマンだったため、はじめはコミュニケーションを取ることに苦労しました。
昨晩利用されたグランピングやトイレの清掃を行いました。エリア内は広いため、移動はカートを使用しました。自動車とは異なり、風を直接感じながら移動できるため、心地よかったです。
13時から1時間ほど休憩を取り、14時からは釣り堀で、お客様の釣り体験の準備をしました。
その後は、釣り体験の案内や薪割り体験の補助、お客様にお届けする食品やBBQ用の火の準備を行いました。

8時間の勤務を通じて、はじめは英語でのコミュニケーションに苦労していましたが、徐々にスムーズに英語が出てくるようになりました。終わる頃には笑顔で会話できるほどになり、ホッとしました。

2025/9/11
今日は、休養日でした。
出かけたい気持ちと、寝ていたい気持ちが衝突したため、午前中はゆっくり過ごし、午後から外出しました。
カーシェアを利用し、寮から車で30分ほどのところにある焼肉屋さんで、大更ホルモン丼を食べました。朝ご飯と昼ご飯を兼ねての食事でしたが、ボリューミーでした。ホルモン好きにはたまらない一品でした。

その後はドライブを楽しみながら、山道を40分ほど走り、松川地熱発電所に行きました。特別この分野に関心があったわけではありませんが、もくもくと湧く蒸気の硫黄の香りが印象的でした。
発電所のあとは、寮近くの銭湯へ向かいましたが、なんと閉業の看板が。ここに来るまでに40分ほど車を走らせたため、少し落ち込みました。隣りにある別な銭湯へも行きましたが、ここは臨時休業日。今日はどうしても銭湯に行きたかったため、そこからまた40分ほど来た道を戻り、「おらほの温泉」という銭湯へ。
観光客ではなく、地元の方で賑わう風情のある銭湯で、とても居心地のよい空間でした。話しかけてくださる地元の方がいらっしゃったり、どこか昭和の風情が漂う室内が新鮮だったりと、心が踊りました。

湯に浸かった後は夕焼けと田んぼの中を車で30分ほど走り、帰寮しました。
遠出ではありませんでしたが、心が豊かになった1日でした。

2025/9/12
今日から、バイトしながらいわて旅仲間のあやのさんが合流しました。とても心強い味方ができて、大変リラックスして勤務できました。
初日に教えていただいた、プールの立ち上げやオリンピア(運動施設)の清掃を、自身の復習を兼ねながらあやのさんに教えました。まさか教わったことをすぐに教える立場になるとは思ってもいなかったため、戸惑いもありましたが、手探りでどうにか乗り越えることができました。
プールの立ち上げにおいて、本来切るはずのスイッチを切り忘れてしまい、2人で全身ずぶ濡れになってしまうというハプニングもありました。あやのさんには申し訳なさしかありません。。苦い思い出です。

その後は、初日に社員の方に案内していただいたように、今度は教える立場として広大なエリアを自転車で回りました。
少し早いお昼休憩をいただき、2人で冷やし担々麺を食べました。少しずつ打ち解けることができました。
休憩後は、日曜日に開催される「あっぴリレーマラソン」に向けた準備を行いました。私が配属されたExploreという部署から出店するテントの配置確認や、テーブルや椅子の運搬を行いました。合間に社員の方と交流することができ、有意義な時間となりました。イベント当日は私とあやのさんが主体となって設営を行わないといけないため、気を引き締めてテントの配置を頭に入れました。他の部署の方が手を貸してくださり、人の優しさに触れた1日でした。

2025/9/13
今日は、プールの立ち上げとオリンピア(運動施設)の清掃を一通り行った後、明日のあっぴリレーマラソンで販売するポップコーンの試作をしました。何気なく見ていたお店や縁日のポップコーンでしたが、実際に機械で作るところを見たことがなかったため、なんだか新鮮でした。
続いて、発電機用のガソリンの調達をしに、近隣のガソリンスタンドに行きました。
その後はお昼休憩をいただきました。今日の昼食は、カレーライスとメンチカツでした。

休憩後は、明日使用する物品の運搬を行いました。
続いて、ブース紹介で使用するパネルの作成を行いました。ビュッフェなどを紹介する大きな紙に裏地を付けてパネルにしました。お客様目線で外注していると思っていた備品も手作りだということを知り、驚きました。
その後は、大量の貸出用タオルを畳んだり、電動自転車を雑巾で拭いたりしました。地味ですが、軽く汗をかくような作業でした。最後に、明日の出店の最終確認をしました。
社割で安くパンを購入できたり、銭湯に行ったり、退勤後も小さな幸せを感じることができた一日でした。

2025/9/14
今日は、前々から準備を進めていた「あっぴリレーマラソン」当日でした。
ブース出店の準備があったため、7時半からの勤務でした。屋内から物品を運搬し、前々日に予行練習した通りにテントの中の設営を行いました。8時半に開店しないといけなかったこと、準備中が雨と暴風だったことが重なり、少々手こずりました。物品が吹き飛ばされたり、テントの金具が落ちてきたりと、風に翻弄されました。

私たちのブースでは、エアくじ・ストラックアウト・ポップコーンの販売を行いました。小さな子どもと関わる機会が多く、とても楽しく元気になれました。
ポップコーンの販売に関しては、当日スムーズに販売できるよう、前々日に試作をしていました。しかし、25人分を一度に作ろうとするとなかなか思い通りに行かず、焦げたものや、逆にまだ完成しきれていないコーンが出てきてしまい、大変でした。適切な油の量や塩加減など、徐々に感覚をつかんでいきました。
先述の業務以外に、エア遊具の受付・会計、発電機のガソリン補充なども行いました。
他の部署の方から、パンの差し入れをいただき、とても嬉しかったです。
私たちのブース出店と並行してマラソン大会が進行していましたが、とても賑わっていました。子どもから大人まで、走りに夢中でした。

大会終了後は、テントやその他物品の片付け作業に入りました。これまでにない肉体労働で、体が悲鳴を上げました。特に、エア遊具の片付けが大変で、ふわふわした見た目と重量のギャップに驚きました。
16時半に退勤した後は、身体が筋肉痛で包まれていました。

2025/9/15
今日は、プールの立ち上げ後、昨日のイベントで使用した景品の個数合わせをしました。何が何個景品として出たか、1から数えました。
室内の掃除機がけの後はお昼休憩をいただき、ビビンバを食べました。

午後は、午前中に数えた景品の個数に誤りがないか、再確認を行いました。問題がなかったため、景品を元の場所に戻しに行きました。1年を通したイベント時に使用される景品をストックしておく場所があり、途中車を使いながら運搬しました。このリゾートのイベントの多さがうかがえる場所でした。
荷物を運び終えた後は、テニスコートに新しく導入したテニスマシンの試運転を行いました。電源の入れ方や、運転時間、ボールの出方やリモコンの操作方法など、隅々までチェックを行いました。出てきたボールを軽く打ち返して、機械の調子を確かめていたところ、気づいたらその場にいた私を含む社員の方全員がラケットを握り、汗だくになるほどテニスに熱中していました。勤務中ではありましたが、とてもいい運動になりました。
体を動かしたあとは室内に戻り、大量のプール用タオルを畳みました。

あっという間に退勤時刻となり、一日の業務を終えました。
リゾートとは思えないアットホームな空間で過ごすことのできた1日でした。

2025/9/16
今日は3連休の初日でした。
9時にホテルを出発し、バスで盛岡に行きました。
到着後すぐに、盛岡駅内の寿々苑というお店で冷麺を食べました。提供が早く、空っぽのお腹に染み渡る美味しさでした。

その後は、川徳百貨店にあるISAI PARKへ行きました。盛岡発の「HERALBONY(ヘラルボニー)」という福祉を起点としたブランドショップへと足を運びました。学校の授業や友達同士での会話では見聞きしていたものの、実際に現地を訪れるのは初めてであったため、胸が高鳴りました。
その後は、盛岡市内を散歩しました。盛岡城趾公園や、岩手銀行赤レンガ館など、小学校の修学旅行ぶりに訪れる場所をゆっくり楽しみました。どれも当時とは違ったように見えて、新しい一面を見ることができた気がします。
連日の疲れもあったため、散歩後は宿泊先のホテルで休憩を挟みました。

夜になり、岩手出身の友人おすすめの飲食店へ行きました。「ももどり駅前食堂」という定食兼居酒屋で、チキン南蛮定食をいただきました。ハーフにしたのですが、それでもボリューミーで食べきれなかったため、持ち帰らせてもらいました。盛岡で冷麺以外を食べるのは久しぶりだったこともあり、とても美味しかったです。
その後は、北上川周辺を散歩しホテルへ戻りました。
夜も人で賑わっているところは久しぶりであったため、とても新鮮な気持ちになりました。
いいリフレッシュができた1日でした。

2025/9/17
今日は、事務局主催の、バイトしながらいわて旅の参加者との交流会があったため、朝から大船渡・陸前高田に向かいました。途中、遠野地域での参加者と合流しつつ、2時間半をかけて目的地にたどり着きました。県内の移動にも関わらず、すごく時間がかかる状況を受けて、岩手にいる実感が湧きました。車内では、他の参加者やバイトしながらいわて旅を担当している岩手県の担当職員の方との交流を楽しみました。

長時間のドライブを経て大船渡に到着した際、久しぶりに潮風を浴び、地元に帰ったような懐かしい気持ちになりました。現地では、キャッセン大船渡内にある、「防災×アドベンチャー‐大船渡からの贈り物‐あの日」という防災学習プログラムを体験しました。敷地内にある、QRコードを読み取りながら、避難先である高台の加茂神社を目指すという流れのもと、進行しました。読み取ったQRコードから、実際に大船渡で被災した方のお話が放映され、自分自身の被災経験と照らし合わせながら視聴しました。避難先である加茂神社に上る階段が急斜面で、身体が不自由の方が近くにいた場合どう動くべきかを考えながら階段を上りました。

あの日のゲームを終えた後は、碁石海岸へ向かいました。雨が振り始めてあいにくの天気でしたが、太平洋を一望できる絶景でした。その後は近くの「海鮮お食事処 岬」で、カニ丼をいただきました。丼の上にカニがこれでもか!というほどに積み重ねられてあり、1年分以上のカニを堪能できた気がします。

食事の後は、「道の駅 高田松原」内にある、東日本大震災津波伝承館 TSUNAMIメモリアルを見学しました。個人的に訪れたことがあり、訪問は3回目でしたが、伝承館をじっくり見学するのは初めてでした。初めて見聞きする情報もあり、自分の勉強不足を痛感するとてもいい機会になりました。

その後は他の参加者に別れを告げ、以前から計画していた一人旅をスタートさせました。数年前から「あまちゃん」の聖地巡礼をしたいという思いがあったため、強行的な日程でしたが、2日かけて久慈へ向かう旅を計画していたのです。
まず来た道をBRTで戻り、大船渡市の盛駅へ向かいました。前々から乗りたいと思っていたBRTに乗ることができ、いい旅のスタートを切ることができた気がします。
盛で1時間ほど時間を潰したあとは、念願だった三陸鉄道リアス線に乗車しました。 「あまちゃん」に登場した車体を目の前にし、興奮が止まりませんでした。久しぶりに切符を購入し、新鮮な気分になりました。三陸海岸の景色を楽しみながら50分ほど電車に身を任せ、釜石まで行きました。各駅ごとに駅紹介のアナウンスがあり、興味深い内容を聞くことができました。
さらに電車を乗り継ぎ、同じくリアス線に乗り、今度は宮古へ向かいました。車両が「あまちゃん」仕様になっており、盛で鉄道車両を目にしたとき以上の興奮が私を覆いました。車内も「あまちゃん」のイラストに包まれており、1時間20分という長めの移動時間でしたが、胸がいっぱいになり、とても楽しい時間を過ごすことができました。

宮古到着後は、予約していた「ゲストハウス3710」へと向かいました。チェックインを担当してくださった方と話に花が咲き、1時間ほど談笑を楽しみました。
その後は近くの居酒屋にラーメンを食べに行きました。長旅の疲れを癒やすような、優しいスープでした。帰り間際に、同じ店内にいた地元の方とお話し、温かい気分になりながら店を後にしました。
その後は、ゲストハウスに宿泊していた外国人と日本酒を囲んで交流しました。英語はあまり得意ではありませんでしたが、雰囲気で乗り切りました。初対面でしたが、とてもいい時間になりました。

2025/9/18
今日は、最終目的地である久慈に向かうため、7時半にゲストハウス3710を出発しました。
コンビニで軽めの朝食を調達し、車両に乗り込みました。
あいにくの天気で、外は雨模様でしたが、三陸鉄道の車両内に入った瞬間、一気に心が晴れました。
幾多のトンネルを入っては抜け、1時間ほど経過したとき、「あまちゃん」のドラマ中に登場した「堀内駅」にたどり着きました。堀内駅の看板の他にも、劇中で使用された「袖ヶ浜駅」の看板も併設されており、停車中に同じ車内にいた乗客一同が写真を撮り始めるというカオスな状況に出くわし、面白かったです。その他にも、日本一高い橋梁や絶景スポットに近づくと、停車して写真を撮れる時間があり、ローカル線の良さを堪能しました。

およそ1時間半の電車旅を終えると、目的地の久慈にたどり着きました。劇中に登場する駅舎や、駅前風景など、ワクワクが止まりませんでした。
まず、レンタカーでロケ地である小袖海岸へ向かいました。車1台分しか通れないような狭い道を通り抜けながら、海岸沿いの絶景を楽しみました。到着したあとは、カメラを片手にドラマで見覚えのある土地を歩いて回りました。海岸付近にある小袖海女センターに行き、「北限の海女」の手ぬぐいを購入し、気分を高めました。
お昼のチャイムで、劇中歌である「暦の上ではディセンバー」が流れたときは、この上なくたまらない気分でした。
レンタカー返却後は、駅の近くの「NANAMARUNI COFFEE」というカフェで、パンケーキを食べました。とてもおしゃれな空間でした。

その後は、ホテルに戻る必要があったため、14時半という早めの時間ではありましたが、盛岡駅行きのバスに乗り込みました。3時間ほどで盛岡に到着し、ホテル行きのバス発車までの時間で、「盛楼閣」の冷麺を食べました。高級感ある店内で食べる冷麺は格別でした。

1日の総移動距離が232kmという大移動日でしたが、一生の思い出になりました。

2025/9/19
今日は勤務最終日でした。
終日グランピングエリアでの業務でした。
始業後、まずはチェックアウト済の部屋の清掃でした。シーツを取り替えてベッドメイクをしたり、テント内を掃除機がけしたりと、次のお客様を迎えるための準備をしました。ペット連れ込みOKの部屋だったため、マットに付着した動物の毛を回収するのに苦労しました。その後は、先日の暴風で使えなくなったテントの組み直しをしました。
午前の業務を終えたあとは、時間に余裕があったため、ツリーブランコの修繕を行いました。漕いだときに、木や他のものにぶつからないよう、調整しました。その後は受付周辺の清掃を行い、お客様をもてなす最終確認を行いました。

お客様がチェックインを終えた後は、薪割り体験の補助を行いました。自分が経験したことをもとに、斧の振りかざし方や力の入れ方を助言しました。
今日のお客様は夕食準備が不要であったため、空き時間が多くありました。
その時間では、焚き火を囲んで社員の方からリゾートの歴史や外国人従業員の受け入れに関するお話を聞きました。自身がこのワーホリを希望した理由の一つでもある、リゾート経営に触れた内容もあり、とても勉強になるお話でした。

お問合せ

バイトしながらいわて旅事務局

電話でお問合せ平日10時〜18時

019-621-1171

ACCESS

〒020-0024
岩手県盛岡市菜園1-12-18 盛岡菜園センタービル5階

※無料駐車場・指定駐車場はございません。
公共交通機関をご利用いただくか、お車でお越しの際は、お近くの有料駐車場をご利用ください。

[バス]
・「映画館通り」徒歩1分
・「菜園川徳前」徒歩2分

※盛岡駅からのアクセスには「盛岡都心循環バス でんでんむし 左回り」の「菜園川徳前」が便利です

[徒歩] 盛岡駅より15分

[タクシー] 盛岡駅より5分

  • 写真:ビル外見
  • 写真:ビル正面
  • 写真:1階
  • 写真:5階
  • 写真:ビル内装