「岩手」という地域のワーホリに応募しようと思ったきっかけは?
また、「岩手ホテルアンドリゾート」のホテルを選んだ理由は?
出身は岩手で、大学は群馬に行っているのですが、私は岩手での就職をしたいと思っています。しかし、実際には岩手で働くイメージを明確に持てていなかったため、実際に地元で働く方と関わりたいと思っていました。また、観光業に興味があるため、ホテル業を経験してみたいと思ったことも理由の1つです。
岩手ホテルアンドリゾートを選んだ理由は、中学生のころに職場体験で安比クラウンプラザリゾートのレストランでお皿洗いをしたことがあったのですが、その時に温かく迎えてくださったため、またここで働きたいと思ったからです。また、岩手ホテルアンドリゾートは、海外のお客様や従業員の方が多いと知り、海外の方と関わることが好きなので、絶対にここで働きたいと思いました。
受入先でのお仕事はいかがでしたか?
グランピングとショップでのお仕事がメインだったのですが、働いた9日間の中で本当にいろんな業務をすることができました。海外の方と一緒に仕事をすることが多かったので、コミュニケーションや伝達に苦労しました。母国から離れて日本語を習得して働いている方々が多くいらっしゃって、私自身も頑張らなきゃと思うと同時に、彼らの行動力に尊敬の気持ちです。
グランピングの仕事でも、毎日仕事内容が違ったりしてそこが大変でしたが、初めてやることばかりで楽しかったです。規模が大きいホテルだからこそ部署がいくつにも分かれていて、それぞれが専門的に仕事をするということも分かりました。ホテルというと、フロントとお部屋の清掃、レストランの業務がパッと思いつくのですが、私が働いた部署は、リゾートでのアウトドア活動やホテル内でのアクティビティを専門にしているため、ホテル業という概念が変わりました。
また、仕事をする中で、お客様からありがとうと言ってもらえる時など、お客様と関わる時間が好きだと実感しました。どんな仕事をする中でも、「お客様のために」という意識を常に持っていきたいです。
お休みはどのように過ごしましたか?
岩手に帰省していた間には、盛岡冷麺を食べ比べに行ったり、大好きな福田パンを何度も買いに行きました。福田パンに行くといつも新しい味に挑戦しますが、やっぱりあんバターとピーナツバターが間違いないです。盛岡冷麺といっても、お店によってスープの味や麺が少しずつ違うことが分かり、短期間で4店舗行けたのは貴重な体験でした。
帰省していた時に盛岡の街を歩く機会が多かったのですが、レトロな街並みで歩いていて落ち着くし、何より人も生き急いでいる感じがしないので穏やかな気持ちで過ごせます。岩手の山や海に行き、岩手はやはり自然が素敵だとあらためて思いました。事務局主催のバイトしながらいわて旅参加者との交流会で、遠野で働いていた方々から、遠野での勤務や観光の話を聞き、遠野に行ったことがないので、一度ゆっくり遠野を観光してみたいと思いました。特に、高清水展望台の雲海を見に行きたくなりました。
~あやのさんのバイトしながらいわて旅~
バイトしながらいわて旅に応募してから、岩手で車に乗る時も観光者目線で新鮮に街を見ることができていたような気がしています。受入先では、地元が私の出身の滝沢市の社員の方も多くいて、将来岩手で働きたいと思っている私にとって、目指すべき姿でした。加えて、岩手で実際に働いている方を見て、岩手に将来は戻りたいという気持ちが強まりました。
そして岩手ホテルアンドリゾートの皆様に温かく迎えてくださり、本当に優しい方ばかりで感謝の気持ちでいっぱいです。海外の方と一緒に仕事をすることが今までなかったのですが、海外の方と関わるのが大好きな私にとっては貴重な経験でした。この2週間は、大人になってから大学生活を振り返るときに、必ずすぐに思い出すような密度の濃い充実した時間になりました。

家を出発して、岩手ホテルアンドリゾートへ向かいました。
初日は勤務はなかったのですが、初日だったため、顔合わせや研修ではとても緊張しながらお話を聞いていたのを覚えています。
その後は、社員食堂に行き夜ご飯を食べました。こんなにお腹いっぱいに食べられて200円であることにとても驚きました。食べることが好きなので、これから毎日楽しみだなとわくわくしてしまいました。
勤務初日です。
同時期に参加していたバイトしながらいわて旅の参加者の方とお会いして、最初にプールとジム施設の準備を一緒にしました。勤務早々、プールを清掃していた機械から水が全身にかかるというハプニングもいい思い出です。
その後は、自転車を借りて安比高原を一周しました。自然が豊かでこんなところで仕事できるなんてとわくわくしていました。明後日があっぴリレーマラソンだったため、午後は、出店するブースで事前セッティングをしました。力仕事でしたが、自分たちで配置を考えるのが楽しかったです。

今日は、グランピングの仕事でした。
ミャンマー出身の方々と一緒にバーベキューの食材、火の準備などをしました。グランピングの敷地内では、ゴルフ場にあるようなカートで移動します。とても新鮮に感じ、自然の中を風を切りながら走るのがとてもスリルがありました。
今日は、あっぴリレーマラソンの日です。
ポップコーンやエアくじ、子供達のふわふわ遊具の受付やガソリン交換など様々仕事ができました。また、岩手ホテルアンドリゾートの社員の方々もチームでマラソンに参加されていて、お互いに応援されている姿がとても素敵でした。
安比エリアにあるHOUSE APPIのパンをいただいたのですが本当に美味しかったです。ま
た、多くの社員の方とお話することができ、初めて知ることも多くとても充実した1日になりました。
今日は釣り堀での仕事です。
あっぴリレーマラソンの次の日だったこともあり、とても混んでいまして。ワーホリをされているドイツ人の方から英語で仕事内容を教わりました。竿の針型を変えたり、生きている魚を捌いたりと初めての事ばかりで最初はとても大変でしたが、徐々に慣れてきて自分の成長を感じました。
午後からはお客さんが落ち着いたため、業務の傍らドイツ人の方とお互いの言語を教え合いながらお話しできて楽しかったです。
夜には、白樺の湯という温泉に入りに行きましたが、特に露天風呂が木の温もりで溢れていて、自然を浴びながら浸かる幸せな時間でした。
今日から3日間連続でお休みの日でした。
私は一時実家に戻りました。この日は福田パンに行き、盛岡冷麺を食べてさらに道の駅にも行き、ゆっくりと岩手を訪れた観光客のように過ごすことができました。
岩手県内の様々な地域でバイトしながらいわて旅のプログラムに参加されている皆さんとの交流会の日です。
大船渡のかもめテラスに行ってかもめの玉子のガチャガチャができたのがすごく嬉しかったです。他の参加者の方と移動中もお話ししながら大船渡、陸前高田、遠野の道の駅など様々な場所を巡ることができ、振り返りきれないくらいいい思い出になっています。

岩手ホテルアンドリゾートへ戻る日です。
盛岡駅からのバスに乗る時のバスロータリーの空がとても綺麗で、岩手っていいなとしみじみと感じた瞬間でした。あっぴリレーマラソンを見て私も走りたいと思ったので、社員は無料で使えるジムで1時間ランニングしてきました。
同時期に参加していたバイトしながらいわて旅の参加者の方の最後の勤務日で、今まで一緒に頑張ってきたので寂しかったです。
グランピング内のベットメイキングをしたのですが、想像していた以上にベッドメイキングが力仕事だとわかりました。4つのベッドをメイキングしただけで、くたくたなくらいです。敷地内のブランコを直すために、竹を切るのにみんなで30分くらい試行錯誤したことや、社員の方のお話を聞きながら焚き火をしたことが、自然の中での仕事という感じがして印象的です。
午前中は釣り堀が今季営業終了のため、炭をカートに積んで移動したり、ログハウスの拭き掃除をしたりしました。
午後からはANAホテルアンドリゾート内のショップでの仕事が始まりました。
寮に戻った夜には、ミャンマー人の方から、ミャンマーの有名なお寺を聞いたりお互いに家族のことを話したり、貴重な経験でとても素敵な思い出になっています。
2025/09/21
ショップでの本格的な勤務スタート
ショップでは多くの作業をすることができました。Tシャツの在庫を数えたり賞味期限が近いビールに値下げシールを貼ったり、お土産のお菓子の賞味期限チェックや箱の包装をしました。
外国人のお客様が非常に多いことに驚いたのですが、一定の金額を超えると免税があるため、その金額を越えようと、買おうとするお客様の姿が印象的でした。岩手に観光しに来てくださった外国人の方に、岩手に来てよかったと思ってほしいなと、あらためて強く思うようになりました

今日はショップのお仕事が最後の日です。
店の拭き掃除やゲームセンターのお菓子の賞味期限チェックをしたり、商品補充や倉庫に在庫を取りに行ったりしました。
ショップの皆さんも優しい方ばかりでとても温かく迎えてくださり、働いていてとても楽しかったです。笑顔で働かれていた姿がとても素敵でした。

今日が最後の出勤日です。
グランピングのお客様がいない日だったため、休憩所の掃除やグランピングのお部屋の掃除をしました。休憩所はミャンマーの方と1時間半ほど丁寧に掃除をしたため、ピカピカになり達成感がありました。
お昼休みには中国人の方がゴンドラで山頂に連れて行ってくださり、勤務が終了した夜にも、ANAインターコンチネンタル安比高原リゾートのホテルの見学に連れて行ってくださりました。1泊100万円ほどする部屋に入ったのですが、見学中はすごいという言葉しか出てこないほど立派で素敵なお部屋でした。ホテル内の温泉にも入らせていただき、最後の日に安比高原を満喫することができ、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
ホテルから寮に帰る時の空の星がとても綺麗で何枚も写真を撮ってしまいました。

朝日を見たいと思い朝早くにグランピングエリアに行ったのですが、霧がとても濃くて気温も8℃しかなく、異世界のような空間でした。
安比高原を出る時は、すごく寂しくて2週間での出来事を振り返ると、本当に色んな体験と関わりができたなと感じながらバスに乗って帰りました。